2016年5月13日金曜日

バリアフリー映画を上映します!




明日、5月14日(土)のバリアフリー映画上映会に
お申込みいただいた方にお願いがあります。



会場であるゆうゆうプラザの駐車場は、施設裏側にも ございます。

限りがございますので、できるだけ乗り合わせの上お越し頂きますよう
ご協力をよろしくお願い申し上げます。




問い合わせ先:栃木市大平図書館 (TEL:0282-43-5234)

2016年5月8日日曜日

移動図書館がやってきた! ~後編~


~あらすじ~
大平図書館に移動図書館がやってきた!
ワクワクしながら見学しに来たこどもかんちょうたちは、いよいよ移動図書館の
中にのりこむことに。
みんなをまっているのは…?







ねこ
「一番乗りですわー! 移動図書館の中は、こんなふうになっているのですわね」

あなご
「かんべえ、だんさが大きいから、のぼるときは足元に気を付けるんだぞ」

かんべえ
「の、のぼれないべえ」

こどもかんちょう
「あらら…かんべえは、ぼくがのせてあげるね」

「ありがとうだべえ」

「とちすけもみんながのってきてくれるのを、おくでまっていますわよ」












「移動図書館の中は、子ども向けの本のコーナーなんだね。
 右を見ても左を見ても本でいっぱいだよ!」

「よんだことがない本だらけで、こどもかんちょうがあんなにはしゃいでいますわ」

「ここ、せまくておちつくなあ。おいらにピッタリだぞ」

「おらもここがちょうどいいべえ。あ、こんにちはだべえ」

「あら、こんにちは。おいしそ…ゴホン、すてきなもようのサケさんですわ」







「移動図書館にもかみしばいがつんであるべえ」

「面白そうなお話と…大人向けなのか? むずかしそうなお話もあるぞ。
 そとがわにも、大活字本がたないっぱいに入ってたぞ」

「ライトノベルもありますわ。大平図書館も”ぶんこ”はおいてありますけれど、
 移動図書館にはほんとうにたくさんあってしんせんですわぁ」

「そういえば、移動図書館は学校や老人ホームにも行くってお姉さんが言ってたべえ」

「子どもからお年寄りまで、いろいろなせだいの人がなかよく本をよめるように、
 いろんなしゅるいの本をよういしているのですわね」










「お姉さん、移動図書館の本いっぱい読んできました!」

お姉さん
「ほんと? 面白かったかな?」

「はい! とっても!」

「おいらたちも見てきたぞ!」

「よかった! そうだ!みんなこっちに来てくれるかな?」

「まあ、いったいなにかしら? ソワソワ」




「今回のイベント用に、市内6館でおすすめ本もよういしてあるんだ。
 よかったら見ていってね」

「あら、この本もはじめましてですわ」

「前から、本はたくさんのしゅるいがあるなって思っていたけれど…本ってほんとうに
 いろいろな話があるんだね。ぼく、全部読めるかな…?」

「おいら、この本が気になるぞ!」

「…あれ? んん~? …みんなぁ、これ見てほしいべえ」

「かんべえどうしたの?」




「やっぱりだべえ」

「あれ?これ、おいらたちだぞ!」

「わたくしたち、知らないあいだに移動図書館のお手伝いをしていたのですわね」





ねこ・あなご・かんべえ

 「お姉さーん! 本かしてくださーい!」

「はーい! じゃあみんな、ならんでまっててね」

「お姉さんありがとうございます!」












「あ、おひるの時間だ!…移動図書館とも、お別れだね」

「2時間だけだったのに、ずっといてくれたような気がしてきますわ」

「なんだかおいら、さびしいぞ…大平図書館にずっといてくれてもいいんだぞ!」

「おらも、もうちょっとでもいいから移動図書館でのんびりしたかったべえ…」

「ありがとう。移動図書館を気に入ってくれてうれしいな。
 みんなや、移動図書館にあそびに来てくれたお友だち会えて、わたしも楽しかったよ。
 きっと移動図書館も、ね。
 移動図書館は毎週月~木曜日に市内をじゅんかいしているから、またあそびに来てね」

「みんなに本をおとどけするお仕事、おうえんするべえ」

「移動図書館、ガンバってくるんだぞ!」





「今日はほんとうにありがとう。みんなも大平図書館のしょうかいのお仕事、ガンバってね!」




「ありがとうございましたですわー!」

「楽しかったぞー!」

「本おもしろかったべえぇ!」 

「また来てねー!!」





こうして、移動図書館を見おくったみんなは、
館長のおじさんとおひるごはんを食べたのでした。

もちろん、移動図書館のお話をしながら、ね。







移動図書館がやってきた! ~前編~


今日はこどもの日。
こいのぼりが元気よくおよいでる下でキョロキョロしているのは…こども館長?


こども館長
         「おかしいなぁ…こっちに来たのが見えたんだけれど…あ、いた!
         おーい! みんなー!」 




あなご
「これが、この前こどもかんちょうが言ってた『いどうとしょかん』のあんないだな…」

ねこ
「気になりますわ…でも、どんなところなのかしら?」

かんべえ
「べえ…」

「なんだ、みんなも気になっていたんだね。ぼく、これから行こうと思っていて
 みんなをさがしていたんだ。いっしょにどうかなって?」

「お! こどもかんちょうが行くなら、おいらもいっしょに行きたいぞ!」

「わたくしもごいっしょしたいですわ!」

「おらもいっしょしてもいいべえ?」

「もちろん! みんなで移動図書館に行ってみよう!」










「これが移動図書館のあじさい号だよ」

お姉さん
「こんにちは、移動図書館へようこそ! 今日は楽しんでいってね」

「ありがとうございいます!」

「よろしくお願いしますですわ」




「おっきいぞー!」

「バスの中に図書館があるなんて、ふしぎですわ」

「バスの中とそとがわに本がつんであるんだよ。
 そとがわは、フックを外してロックをとくとあくようになってるんだって。
 お姉さん、おねがいしまーす!」

「はーい! …よいしょ!」

「まあ!」

「本がいっぱいだぞ!」

「そとがわのあき方もカッコいいべえ。上と下にガバっとひらくべえ。
 大きな魚が思い切り口を開けたときみたいなはくりょくだべえ」

「うーん、分かるような…分からないような…」







「さっきのねこさんじゃないけど…そとなのに本がズラっとならんでるのって、ちょっとふしぎだな」

「わたくしたち、そとで本をよむとしても2、3さつ持っていくくらいですものね」

「かぜが気持ちいいべえ」







「こんにちは。今日はとてもいい天気ですわね」

「ねこさんはこの本が気に入ったの?」

「ええ。この本は大平図書館にはありませんでしたの。 移動図書館にしか乗っていない
 本もありますのね…わたくし、この子とお友だちになりたいですわ」










「そういえば、お姉さん。移動図書館で本をかりるときはどうするんだ?
 ここにはパソコンがないぞ?」

「いいところに気が付いたね、あなごくん。移動図書館ではこれを使うよ」




「小さいボタンがいっぱい付いてるべえ」

「むかしのけいたいでんわにも、少し形がにていますわ」

「この、真ん中のボタンをおすと… ピッ!」

「赤く光ったべえ!」

「図書館の本をかりる時とおんなじ光だぞ!」

「そうだよ。かりる人のカードのバーコードにこの光をあててから、本のバーコードにも
 ひとつずつあてていくんだよ」

「かり方も図書館といっしょですわ。小さなはたらきものさんですわね」










「みんなー! ぼくこれから移動図書館の中に入るんだけれど、みんなものる?」

「のるぞのるぞー!」

「おらもぉ」

「まってくださいまし! わたくしも見たいですわー!」





~次回予告~

移動図書館デビューをした、こどもかんちょうたち。
いつもとちがう図書館に、みんなおおはしゃぎ!
そして、まだ見ぬ移動図書館のうちがわに足をふみこむ。
中はどんな様子なのか。みんなが出会ったいがいなものとは――!

後半へ続きます☆







2016年5月4日水曜日

移動図書館がやってくる!




みなさんこんにちは! こどもかんちょうです。

明日は5月5日、こどもの日だね。
天気もお日さまが顔を出すそうで、ぜっこうのお出かけ日和になりそう!


さて、大平図書館でも明日はステキなイベントが行われるよ。
栃木市内をじゅんかいしている移動図書館が、大平図書館にやってくるんだ。

時間は午前10時~12時、
場所は大平図書館の北がわちゅう車場 だよ。

図書館のうら手がわにちゅう車するんだけれど、場所が分からないお友だちは、
図書館入口のあんないポスターを見てみよう!


移動図書館の本は借りることもできるんだって!
この日は移動図書館で本を返すことはできないから、読み終わった本を返しに
きたお友だちは、大平図書館のカウンターまで持ってきてね。

たくさんの本がつんであるらしいんだけれど、ぼくも見るのははじめてだから
とてもわくわくしているんだ!
みんなも、移動図書館で本を借りてみよう!